経営者プロフィール
経営者名
来栖 宏二(くるす こうじ)
会社名
アゼリーグループ
会社URL
事業内容
高齢者施設、幼稚園、保育園、こども園経営、診療所経営
会社に魅力を感じる理由
アゼリーグループは1998年の特別養護老人ホームの開設以来、『地域に開かれた施設』を目指し、福祉、教育、医療の三位一体サービスを提供してきた。
現在は高齢者施設のほか、保育園や幼稚園、専門学校、診療所などの地域に根差した幅広い施設を運営している。
ここまで事業が広がった背景には、『住み慣れた地域で、すべての人たちにいつまでも安心して暮らしてもらいたい』という理事長である来栖氏の想いがあり、そこから地域のニーズを踏まえ、試行錯誤を続けていった結果が、現在のグループの姿となっているのだ。
そんなアゼリーグループの特徴のひとつが、人材の多様性(ダイバーシティ)である。アゼリーグループでは外国人や高齢者、障がい者の採用を積極的に行っており、例えば外国人雇用では、現在、9か国の人材が活躍している。
また、施設の整備や清掃などを担う高齢のスタッフは、利用者と同じ目線で入居者と語り合うなど、豊富な人生経験を活かしながら活躍している。
経営者に魅力を感じる理由
理事長である来栖氏が人材の多様性とともに大切にしているのが、『グループの一体感』である。そのため、一体感を作り出し、三位一体のシナジーを高める取り組みにも注力しており、施設の壁を越えた人材交流、異分野の資格取得を通じた多様なキャリアパスの構築、さらにグループ共通のクレドやユニフォームなどを通じて、職員全体で理念を共有してきた。
また、アゼリーグループでは普段から高齢者施設や幼稚園、保育園などで、年間延べ7,000名の地域ボランティアが活躍している。そうしたつながりをより強固にするべく、現在は職員のボランティア活動も積極的に推奨しており、地元の地域おこしイベントの企画、運営にも携わっている。
近年は、グループ内で働く多くの女性のために事務所内保育所も開設し、時短勤務や産休、育休後の復職も支援するなど、働き方自体にも多様性を持たせる取り組みを強化している。
今後も多様な人材が持つ、多様な力を最大限に引き出し、それをつなげることで、地域に貢献する新たな事業やサービスを生み出していく。